ゲームクリエイターになるには専門学校、高校、大学？おすすめは？

2022年2月18日2023年3月3日

ゲームクリエイターになるには、高校・専門学校・大学といったさまざまな学びの場を利用することができます。本記事では、ゲームクリエイターになるために最も適した学びの場を検討し、特に専門学校をおすすめする理由をご紹介します。本記事を通じて、ゲームクリエイターになるためのベストな学びの場を探し出しより自信をつけて自分の夢を叶えましょう。

ゲームクリエイターになるには

ゲームクリエイターになるにもまずは、ゲームクリエイターの仕事について理解しておかなければなりません。

ゲームクリエイターの仕事は大きく3つに分けることができます。

映像や画像など担当するゲームデザイナー

美術大学や芸術系の専門学校に行くなどアートやデザインといった分野を選択しましょう。デザインをするためのソフトの使用方法や最新のグラフィックソフトなどを学ぶことでなることができます。

ゲームの動作などを担当するプログラマー

情報処理技術を学べる大学やコンピューターの専門学校などで学ぶといいでしょう。プログラム言語などを幅広く学ぶことをおススメします。

BGMや効果音などの音楽を担当するサウンドクリエ―ター

音楽大学や専門学校で音楽に関する幅広い知識を学んでいきましょう。作曲や演奏だけでなく効果音なども勉強しておくとよいでしょう。

これらの大学や専門学校を卒業してゲームメーカーやゲームソフト会社に就職する場合には、どんな学校でどんな技術を学んできたかということが重要になってきます。

また、大学や専門学校で作った作品を提出し、それによってアイディアや技術力というものを評価されます。大学や専門学校で作るものはぜひともいいものをつくるように心がけましょう。

ゲームメーカーやゲームソフト会社に入社して実績を積むことができればプロディーサーやディレクターといった重要なポストを任されることもあるでしょう。

ゲームクリエ―ター
↓
ゲームメーカー、ゲームソフト制作会社
↓
大学、専門学校など

ゲームクリエイター《ディレクター》になるには

ゲームプランナー《ディレクター》はゲーム作りに関する全ての工程を学んでいきます。ゲームディレクターとなる事を目指している人が多いけれど、サウンド関係やグラフィッカー、プログラマーとして仕事をする方も少なくありません。

現在のゲーム業界は、総括して一企業でゲームを作る所ということは少なくなり、例えばプログラムを主としている企業はプログラムを担当し、サウンドやグラフィック関係は別の企業と合同で制作するということが多くなっています。

ゲームクリエーターは、実力第一です。日進月歩とゲームの技術や情報といったものは変化していきますのでそれに対応するマーケティング能力というものが必要になります。

また、ゲームを開発するにおいて必ずチームを組んで仕事を行っていきます。円滑なコミュニケーション能力というものは必ずいるもので、デザイナーやプログラマー、サウンドクリエーターどの分野においてもチームの仕事が円滑に進むような協調性といったことが必要になってきます。

ゲームを開発するにあたってプレーする人が楽しんでくれることが一番です。ですから、ゲームを作るあなた自身がおもしろいと思うものを作っていきましょう。

ゲーム専門学校をおすすめ理由

ゲームクリエイターになるためにおすすめな進路としてゲーム専門学校のメリットについてご紹介します。

専門知識を集中的に学べる

大学では、プログラミングを学ぶというところはありますがなかなかゲームを専門的に学べるというところがありません。

ゲームの専門学校であれば、専門的な知識を学ぶことができます。グラフィックスライブラリと呼ばれるDirectX・OpenGLなど3Dグラフィックの表示をしてくれるものなどゲームを作る上で必要な専門的などを学ぶことができる。

ゲーム作りの実践的な経験を積むことができる

ゲームを作るにはチームを組んでゲームを作り上げることになります。大学では、こういった経験というのはなかなか難しいですが、専門学校では、実践的な内容をチームで実習することができます。

一線級で活躍しているプロのゲームクリエイターから学ぶことができる

ゲームの専門学校では、現役で活躍しているゲームプランナー・ゲームプログラマーなどから今必要なスキルを学ぶことができます。

就職に強い！

ゲーム専門学校は、業界とのつながりも強いのでゲーム会社に就職をするにも有利に働くことがあります。

数多くの生徒を排出している学校ではなおさら業界とのつながりが強いためさまざまな情報も得ることができるでしょう。

デメリットも考える

専門学校でもやはりデメリットはあります。同じ目標を持った人が集まるというメリットもありますが、その反面とりあえず興味があって専門学校に入ってきたという学生もいます。そんな意識の低い学生に足を引っ張れるということもあり、なかなかモチベーションを保つことが難しいといったケースもあります。

専門学校によっては、最新の技術を学ぶことができないといったこともあります。基本的なゲーム制作のやり方を学ぶことが多いようです。もちろんそれも大事ですが最新の技術を学ぶことはすごく貴重なことではないかと思います。やはり専門学校では、これから使うことがあるかも分からない技術を教えることはリスクもあり、ゲーム制作で必須な技術を学ぶことの方がどうしても比重が大きくなることは仕方ないことではあります。