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保育士の平均年収《給料》ってどれくらい?上がらないって本当?

保育士をしている方ならば、一度は「保育士の年収(給料)はどれくらいなのか?」という疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。

本記事では、保育士の年収(給料)の仕組み、保育士の給料がキャリアを積めば高くなるのか?、公立保育園と私立保育園どっちがいいの?、保育士の資格なしでアルバイトなどもできる保育補助などを解説します。

保育士をめざしている方や、現在保育士をしている方は必ず参考にしてみてください!

目次

気になるのが保育士の年収《給料》

実際、生活をしていくわけですからお金のことは重要ですよね。

では、保育士の平均年収といったものはどれくらいでしょうか?

厚生労働省調べによると平均年齢が34.8歳、勤続年数が7.6年、平均年収が310万円程度、月額の給料にして21万6千円、年間ボーナスが57万円という結果ができています。

厚生労働省調べによるもので全国の平均年収ということで、都道府県により多少誤差はあるものの保育士の年収《給料》というものはこれぐらいといったところでしょうか。

特徴としては、主に20代~30代の方が働いているということでその他の業界よりも平均年収は低くなっていますが、世代別で見てみると男性は30代で約380万円、女性は297万円と女性の保育士さんであれば平均的といったところでしょうか。

しかし、保育士の初任給の平均で見てみると、16万円~20万円と一般企業と比較すると少し低い数字となっています。正直、この収入で激務をこなしながら働くことは辛くなってくるときも出てくるのではないでしょうか。

保育士の給料の仕組み

保育士の給料の仕組みを知っておきましょう。保育士の給料というのは税金から支払われる補助金や子供の保育料などから支払われています。保育士はよく給料が安いと言われていますが、このように収入源が限定されているため、なかなか給料が上がりにくい仕組みになっているのです。

保育士と幼稚園教諭はどちらの年収が高い?

結論からいうと、少しだけ幼稚園教諭の方が高いです。では、保育士と幼稚園教諭はどちらの年収が高いのでしょうか。

それぞれの給料を調べてみると、幼稚園教諭の平均年収は約383万ぐらいに対して、保育士は374万ぐらいで約9万円ほど幼稚園教諭の方が高いみたいです。

保育士は厚生労働省、幼稚園教諭は文部科学省の管轄が異なり、そのため仕事内容も違ってきます。保育士は子どもたちを保育するのに対し、幼稚園教諭は子どもたちに教育を行なうという目的が異なっています。

保育士はキャリアを積めば給料が高くなる?

保育士のおよその給料《年収》は、20代、30代とキャリアを積むことで徐々に年収は高くなる傾向にあり、キャリアが15年以上となる50代でピークになり平均年収はおおよそ430万円となっています。その後、60代となると仕事量の減少とともに年収は20代のころと同じ水準になっていくようです。

公立保育園と私立保育園どっちがいいの?

公立保育園

公立の保育園で働くということは地方公務員になることです。

そのため、公務員の基準に沿って給料、昇給、賞与などは決まってきます。安定はしているけど昇給という面では、少しずつ上がってくるといった感じです。

公立の保育園で働くためには、地方自治体の採用試験を受ける必要があり、毎年は募集をしないため倍率が高いときもあります。

私立保育園

私立の保育園で働く場合は、その保育園独自の規定に沿って給料、昇給、賞与などは決まってきます。公立保育園と比べるとこれらの環境面がしっかりしていないことの方が多いかもしれません。そのためどうしても離職率が公立比較すると高い傾向にあります。

このように私立保育園を選ぶときは、やりがいというものもありますが保育園の給料体系を含む環境面なども考慮しながら選ぶことも長く保育士を続けて行くなら必要になってきます。

保育士の給料が上がらない理由

保育士の給料問題は、ニュースに取り上げられるほど社会問題にもなっています。では、なぜ保育士の給料が上がらないのでしょうか?

給与が安いといわれている理由として上げらるのが国の補助が足りないということがあげられます。多くの保育園は、国の補助などから運営や職員の給与といったものを費用として支払っています。その補助がなかなか増えないため職員の給与もなかなか上がりにくい構図となっています。

また、保育士は体力・精神的にもきつい仕事と言われおり、業務上残業や仕事を持ち帰るということも少なくありません。そういったことがあるにも関わらず保育士の給与に転嫁されることは少ないのが現状で、それを保育士の給与に転嫁できないシステムにも問題があるようです。

保育士の資格なしでもアルバイトってできる保育補助って?

ここでは、保育士資格がなくても保育の仕事ができる方法をご紹介します。子供が好き、将来保育士になりたいといった方はぜひお役立ちください。

保育士として働くときには基本的には国家資格が必要です。資格がないと働けないのですが、中には特に資格を必要としない保育士の仕事もあります。

それが保育補助になります。

保育士の仕事とはそこまで大きく違うわけではなく、資格を持っている保育士と一緒に保育園で仕事をすることになります。

保育補助の時給って?

保育補助の時給を調べてみると

東京都1,187円/神奈川県1,147円/埼玉県1,071円/茨城県981円
大阪府1,138円/兵庫県1,127円/京都府1,025円
愛知県1,037円/静岡県1,065円/三重県1,173円

※タウンワーク参照

一般的なアルバイトと比較しても、時給はあまり変わらないといった感じでした。

保育補助の仕事って?

割と誰にでもできる類のもので、資格を持っている保育士として働いている人の簡単な手伝いをしていくというのがメインになります。そこまで負担が重いわけではなく、大変な仕事ではないので、特に主婦の人たちやこれから保育を目指しているといった方が働いていることが多いです。

家事をしながら、その合間に働くといった働き方もできるので主婦の方に人気の理由です。

子供と触れ合うのが好き、保育士になるために働きながら資格を取りたいといった方は、、基本的にはアルバイトという扱いになる保育補助として働く方が向いているのではないでしょうか。

まとめ

保育士の年収《収入》は、一般的企業と比べると平均年収は低いですが、キャリアをかさね30代ぐらいになると平均年収は同じぐらいは頂けるようです。また、公立保育園と私立保育園と平均年収《収入》を比較すると、メリット・デメリットはあり給料体系を含む環境面なども考慮しながら選ぶことが必要なようです。

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この記事を書いたオジサン

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