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中卒《高校中退》から保育士になるにはどうしたらいいの?資格取得方法とは

中卒の方でも保育士になることは可能です。今回の記事では、中卒の方が保育士になるための3つの方法を詳しくご紹介します。また、中卒であっても保育士を目指すためには、資格取得までのステップを踏む必要があります。今回は、そんな中卒の方が保育士になるための方法とスケジュールを詳しくご紹介しますので、どうぞご一読ください。

目次

中卒《高校中退》から保育士になる方法とは

中卒で保育士になりたい方には、いくつかの方法がありますが、簡単な道のりではありません。保育士の受験資格は大卒以上となっているため、まずは高卒認定を受ける必要があります。高卒認定を取得することで、大学、短大、専門学校へ進学する資格が得られます。

中卒の方が保育士になるには3つの方法

①中卒 → 高卒認定 → 短大、大学、専門学校へ進学
②中卒 → 高卒認定 → 児童福祉施設で2年以上、2880時間以上勤務 → 保育士試験受験
③中卒 → 児童福祉施設で5年、7200時間以上勤務 → 保育士試験受験

高卒認定を取得し、短大、大学、専門学校へ進学する

高卒認定を取得して、短大、大学、専門学校に進学し、保育士の資格を取得します。この方法の最大のメリットは、厚生労働大臣が指定する保育コースがある学校を卒業すれば、試験を受けずに保育士の資格を取得できることです。学費や時間に余裕がある方には、この方法が一番おすすめとなります。

高校卒業認定の資格をとって児童福祉施設で働く

金銭や時間的な理由によって進学が難しい場合は、高卒認定を取得し、児童福祉施設で働きながら試験を受けることができます。2年以上、実質2880時間以上働くことで保育士試験の資格が得られます。予算や時間の制約がある方には、この方法が適しています。

中卒のまま児童福祉施設で働く

高卒認定を取得せずに、中卒から保育士の資格を取得する場合は、児童福祉施設で5年、7200時間以上勤務する必要があります。資格がなくても、アルバイトやパートとして雇用してくれる保育園もあるため、いくつか問い合わせてみることをおすすめします。

児童福祉施設には、助産施設、乳児院、母子生活支援施設、保育園(認定外保育施設も含む)、児童厚生施設(児童館)、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、児童家庭支援センターなどがあります。7200時間の勤務は、1日6時間働いた場合、約5年かかります。保育園で子供たちと触れ合いながら勉強することで、理解が深まります。また、1日6時間働くことで、年金や保険に加入する権利も得ることができます。

なお、保育士試験の合格科目の有効期限は通常3年ですが、2年間、2880時間以上児童福祉施設で勤務している人には、有効期限が5年に延長される特典が与えられています。

中卒《高校中退》でも保育士を目指せる!

保育士は中卒(高校中退)であっても資格を取得し、目指すことができる職業です。資格取得までの道のりは大変ですが、子供が好きで教育に情熱を持っているなら、保育士になることは可能です。また、保育士の職場では学歴が重視されることは少なく、中卒(高校中退)でも十分に活躍できるでしょう。

保育士の資格試験って独学でも合格できる?

保育士の資格試験は独学で勉強することもできますが、未経験者の場合、合格率は約10%と難易度は高めです。ただし、すでに小学校教諭や幼稚園教諭の資格を持っている方は、独学での合格も十分可能です。

未経験者の場合は、専門学校や講座を受講することをおすすめします。試験は筆記試験と実技試験があり、筆記試験は60%以上正解すれば合格できます。合格した科目は3年間免除されます。

実技試験では、音楽・絵画・言語の中から問題が出され、2教科を選択します。独学で資格取得を目指す場合、1年程度の学習が必要です。通信教育を利用すると、効率よく勉強できます。実技対策も動画で学ぶことができます。最短で翌年に受験し、合格すれば保育士になれます。

独学での資格取得までのスケジュール

保育士資格取得にはおおよそ1年間の学習が必要です。独学でも可能ですが、効率的に学ぶには通信教育を利用すると便利です。通信教育の教材はわかりやすくまとめられており、効率よく勉強できます。

さらに、実技対策についても動画を使って学習することができます。最短で、勉強を始めてから翌年に試験を受け、合格すれば保育士になれます。

まとめ

中卒(高校中退)から保育士になる方法は主に3つあります。まず、高卒認定を取得し、短大、大学、専門学校へ進学することで保育士資格を得られます。また、高卒認定後、児童福祉施設で2年以上働くことで保育士試験を受けられます。最後に、高卒認定を取らずに児童福祉施設で5年働くことで試験を受けられます。まずは、自身がどの方法で保育士を目指すか決めていきましょう。

独学で資格試験を受ける場合、通信教育や動画教材が役立ちますが、未経験者には専門学校や講座を受講することがおすすめです。やはり保育士資格を取得するにはかなりの時間と労力が必要ということも理解して、しっかりと資格取得までのスケジュールを考えていき、自分の生活に合わせた資格取得を目指しましょう。

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この記事を書いたオジサン

1980年代生まれ、東京都錦糸町出身。
有名?進学校に通うも大学受験に失敗し浪人できず、同じ高校出身者ゼロのFランク大学の法学部にめでたく入学。
超就職氷河期に突入し、書類審査で連続落選。
120社を訪問し、70社に応募するも内定は1社のみ。(要は無能)
2000年代に大量募集していた東証一部(現プライム)の独立系SIerに入社。ロースクールブームに乗せられ2年で退社。
Fランク大学出身のためロースクールで学力が伸びず失敗し、4年間無職。
その後、1社目よりレベルの低いSESばかりの零細SIerに転職し、年収240万円(交通費込み)。
その後15年ほど、紆余曲折ありつつ、最終的に4社でCTOを就任。
過去5年の平均年収は、税引後 約2000万。最高年収は3100万。
現在はCTOを全て退任。フリーランスエンジニアの立ち位置。実態の無職。
現在は1人会社を作って色々事業を試してます。
このブログも貰い物。他ブログも買ったりして、現在は発信に努めてます。

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