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アートディレクターなるためにグラフィックデザイナーの仕事をした方がいい?

アートディレクターという仕事は、グラフィックデザイナーなどの仕事に関わっているというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

アートディレクターになるためにグラフィックデザイナーの仕事をする必要性や、美大卒業が必要かどうかなど、アートディレクターになるためにどのようなスキルを身につける必要があるかを紹介します。未経験者でもアートディレクターを目指すことが可能なのかなど、さまざまな疑問を解決します。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

目次

アートディレクターはグラフィックデザイナーの仕事をしたほうがいい?

グラフィック広告に関わるグラフィックデザイナーは、個人差はありますが一般的には2~5年程度の経験が必要になります。これは、制作に携わる流れを一通りこなすことができるようになるまでがこれくらいの期間がかかります。

しかし、これができたといってすぐにアートディレクターにはなれず、デザイナーやカメラマン、コピーライターなど多くのスタッフを統率する能力、クライアントとの交渉力・コミュニケーション能力といったものが求められます。

そのため、多くの方はデザイナーから10年以上の経験を積んでアートディレクターとして活躍されています。

グラフィックデザインの世界では、プロになり活躍している人はヘッドハンティングなど中途採用されるケースが良くあります。会社に就職してからスキルアップをして自分が望む方向に職場を変えていくことでキャリアとともに年収、収入というものもついてきます。

中途採用される場合には、自身が手掛けてきた作品を提出することがあります。このようなときに使用するのがポートフォリオと呼ばれるものです。

ポートフォリオは、クリエイターが自分の作品をまとめたファイルのことを指し、これをもとに能力や方向性などを確認します。プロとして活躍していくのであれば作品のコンセプトなどを明確に説明できるようにしておくことも大事なことです。

グラフィックデザインとは

グラフィックデザインとは、印刷によって大量に複製される情報伝達のデザイン全般のことをいいます。今では、印刷物以外にも利用されています。

グラフィック広告

企業が新しく発売する商品のパッケージやそれに伴う企業イメージ、PRをするためのデザイン

エンドリアデザイン

雑誌や書籍などのデザイン。紙面のデザイン以外もの紙の選択、印刷形式の設定など多岐にわたる。

公共デザイン

公の場におかれているもののデザイン。道路標識や街路表示などのデザインを指す。

アートディレクターになるために美大卒業は必須?

アートディレクターになりたいと夢を持っているのなら、高校卒業と同時に美術系の学校への進学をお勧めします。

必ずしも美大に行かなければならないということはありません。

美大でなくでも専門学校への進学で十分です。

そこで、人脈であったり、幅広いデザインに関する知識であったりとアートディレクターになるための基礎をしっかりと身に付ける事が何より重要になってきます。

出版会社、広告代理店、広告制作会社、デザイン事務所などの採用試験を受け、入社することがアートディレクターへの道になります。数年間、グラフィックデザイナーなどデザイナーとして経験を積んでステップアップしていくのです。

デザイナーとしての経験がなく、アートディレクターになることは、ほぼないと言って等しい事だと思います。

また、資格においても、色彩検定(1~3級)やCGクリエイター検定などを持っていると就職にも有利になりおススメしています。

特にCGクリエイター検定は、CG-ARTS協会が実施する民間資格で、CMなどで使用されるCG映像を制作するための表現技術や知識を証明することができる検定になっており、これらの知識があることでもアートディレクターの道が開いてくるのではないでしょうか。

アートディレクターになるには未経験者でもなれる?

よくアートディレクター未経験者可といった求人を目にすることがありますが、正直デザインやマネジメント管理などの仕事の経験がないと厳しいといったところが現実です。多くの企業ではアートディレクターを育成するために未経験者を採用することは、ほぼ皆無です。なので未経験者の場合、ディレクター職の現場やデザイナーなどの制作現場を経験してからアートディレクターになるといった形をとった方がいいのではないでしょうか。

まとめ

アートディレクターとして活躍をしてきたいのであれば、さまざまな知識を身につけておかなければなりません。デザインをするという発想力や技術的な面ももちろん必要なことですが、顧客との意思疎通をはかるコミュニケーション能力や伝えたい情報を伝えるためのプレゼン能力なども身につけることが必要になってきます。またアートディレクターは全体の把握をしておかなくてなできませんので、スケジュールを管理する能力など多岐にわたる能力が必要になってきます。
また、アートディレクターになるには、デザインはもちろんのことマネジメントといった管理能力も必要なためまったく未経験でなるといったことは難しいようです。しっかりと経験を積むことでアートディレクターとして活躍をすることができるのではないでしょうか。

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この記事を書いたオジサン

1980年代生まれ、東京都錦糸町出身。
有名?進学校に通うも大学受験に失敗し浪人できず、同じ高校出身者ゼロのFランク大学の法学部にめでたく入学。
超就職氷河期に突入し、書類審査で連続落選。
120社を訪問し、70社に応募するも内定は1社のみ。(要は無能)
2000年代に大量募集していた東証一部(現プライム)の独立系SIerに入社。ロースクールブームに乗せられ2年で退社。
Fランク大学出身のためロースクールで学力が伸びず失敗し、4年間無職。
その後、1社目よりレベルの低いSESばかりの零細SIerに転職し、年収240万円(交通費込み)。
その後15年ほど、紆余曲折ありつつ、最終的に4社でCTOを就任。
過去5年の平均年収は、税引後 約2000万。最高年収は3100万。
現在はCTOを全て退任。フリーランスエンジニアの立ち位置。実態の無職。
現在は1人会社を作って色々事業を試してます。
このブログも貰い物。他ブログも買ったりして、現在は発信に努めてます。

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