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働く人々の精神面を支援するカウンセラー『産業カウンセラー』になるには

産業カウンセラーという資格は、現代社会のニーズを満たす重要な仕事です。現代の社会はストレスを溜めやすい社会となり、それを緩和・予防する仕事が必要です。また、企業ではうつ病などの心のケアが求められるニーズも増えています。本記事では、産業カウンセラー試験の受験資格も紹介します。試験の準備方法や、受験者が持つべき心構えなど、産業カウンセラーになるために必要な情報をご紹介します。ぜひ、本記事を読んで、産業カウンセラーの資格を取得して社会のニーズを満たしましょう!

目次

産業カウンセラーとは

産業カウンセラーに興味をもっているという方はとても多く、最近は人気の資格として注目されています。ですが一般的にはあまり耳にしないことも多く、産業カウンセラーは一体、どのような仕事をするのだろうか?資格は必要なのか気になっている方はぜひご覧下さい。
まず産業カウンセラーとは、働く人々の精神面を支援するカウンセラーで、主な業務内容は、働く人たちが職場などで抱えている問題を自分の力で解決できるように支援することが主な業務になります。今は、かなり厳しい世の中になっているため、こうした職場内でのトラブルや人間関係など複雑化している部分も多く、産業カウンセラーの需要も大きいことが言えます。

現代社会のニーズを満たす資格

近年の不況下で、雇用の不安定化、成果主義の導入など労働環境が大幅に変化をしています。そのため、多くの労働者はストレスを抱え、最悪の場合体調までも崩してしまう人が増加おり、そんな人々のために心の援助をするのが産業カウンセラーです。

現代の社会は非常にストレスを溜めやすい社会になってきており、それらを緩和・予防するという重要な仕事。企業でもうつ病などの心のケアが必要になりそれと伴い需要も増えてきています。

今後少子高齢化が一層進んでいく社会にとって、どうやって人的資源を有効に活用していくかは、企業にとって大きな課題になっておりその中での産業カウンセラーとしての役割は非常に大きいと感じます。心理療法やカウンセリングだけではなく快適な職場で仕事ができるように援助活動を行っていくことも求められています。

こんな人におすすめ

  • 総務で健康管理をしている担当者
  • 周りのからよく相談をうける
  • コミュニケーション能力を磨きたい

労働者の心のサポートをすることが仕事です。働いている人たちが心地よく働けるように心理学的手法を使ってサポートし、よりよい労働環境を構築します。

産業カウンセラーをすすめる理由

メンタルケアに関わる資格はたくさんあります。臨床心理士といった資格は難易度も高いためなかなか合格することが難しい資格です。

そこで、資格の取得をしやすくなおかつ今後社会でも認知されいくであろうメンタル資格として産業カウンセラーがお勧です。資格は、大学で必要な科目を修めて卒業するか、指定の養成講座を修了することで受験資格を得ることができます。

この資格は、企業でも主に人事部や、社員教育をするような立場である中間管理職といった方にとって、うつ病対策といったようなメンタルケアに関することを学ぶことによって円滑なコミュニケーションを図ることができるようになります。また、心理的な専門知識を活かし、企業全体のメンタルヘルス対策や予防活動、キャリア開発など行うこともできるのでキャリアアップも可能ではないでしょうか。

またまだ企業としてメンタルケアに力を入れているところは、少ないですが社会的な需要は高いので、メンタル・心理系の資格の中では、より現実的で、実践的な資格なのではないでしょうか。

産業カウンセラー試験の受験資格

産業カウンセラー試験を受験できるのは、次の1~4のいずれかに該当する方です。

試験日に20歳に達している者で、協会が行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座を修了した者(養成講座を修了後、受験資格としての有効期間はありません)

4年制大学において、心理学又は心理学隣接諸科学・人間科学・人間関係学のいずれかの名称を冠する学部又は専攻(課程)の卒業者であって、指定の科目群において規定以上の単位を取得し、かつ協会が行う産業カウンセリングの技能を修得するための講座を修了した者

(ア)大学院研究科において、心理学又は心理学隣接諸科学・人間科学・人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、指定の科目群において規定以上の単位を取得していることを要する

(イ)社会人として週3日以上の職業経験を通算3年以上有し、大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学・人間科学・人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、指定の科目群において規定以上の単位を取得していることを要する。なお職業経験とは、雇用形態を問わずすべての職業経験をいう

4.「修士」受験資格に該当する方(2018年度より追加)・・・社会人としての職業経験を有し、大学院研究科において協会が定める科目数・単位数が認められた者(※「修士」受験資格により受験希望する方は、受験資格判定を申請し受験資格の有無を確認してください)

※「学士」による受験資格で、2018年度の産業カウンセラー試験を受験し「学科試験一部合格」または「実技試験一部合格」となった方は、2020年度産業カウンセラー試験まで受験可能です(「学士」による受験資格は、2016年度の試験をもって廃止)

産業カウンセラー養成講座修了者と学歴等による受験資格がありますが、養成講座を受けて受験資格を得るケースの方が多いです。

産業カウンセラーの免除制度
産業カウンセラー試験において、学科または実技試験が免除となるケースには次の3つがあります。

学科試験は合格したが実技試験は不合格の場合・・・翌年度・翌々年度の受験の際に学科試験が免除になる

学科試験は不合格だが実技試験は合格・・・翌年度・翌々年度の受験の際に実技試験が免除になる

産業カウンセラー養成講座受講時の、面接の体験学習において一定の基準に達していると評価された場合(実技能力評価制度)・・・講座修了直後の産業カウンセラー試験の実技試験合格に相当させることができる( 受験の申込みとともに申請が必要)

まとめ

産業カウンセラーは、現代のストレス社会にとってうつ病などの心のケアなどの重要性が企業にとっても必要となり重要な人材になりつつあります。

産業カウンセラーになるための道のりは、この職業に関する知識を得ることから始まり、メンタルヘルスケア、カウンセリング技術などさまざまなことについて学びます。

産業カウンセラーになるために何が必要かを理解し、それに見合ったスキルを身につけることで、この成長分野を活用し、社会全体のメンタルヘルス成果を向上させることで、人々の生活に変化をもたらす手助けをすることができる仕事だということができます。

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この記事を書いたオジサン

1980年代生まれ、東京都錦糸町出身。
有名?進学校に通うも大学受験に失敗し浪人できず、同じ高校出身者ゼロのFランク大学の法学部にめでたく入学。
超就職氷河期に突入し、書類審査で連続落選。
120社を訪問し、70社に応募するも内定は1社のみ。(要は無能)
2000年代に大量募集していた東証一部(現プライム)の独立系SIerに入社。ロースクールブームに乗せられ2年で退社。
Fランク大学出身のためロースクールで学力が伸びず失敗し、4年間無職。
その後、1社目よりレベルの低いSESばかりの零細SIerに転職し、年収240万円(交通費込み)。
その後15年ほど、紆余曲折ありつつ、最終的に4社でCTOを就任。
過去5年の平均年収は、税引後 約2000万。最高年収は3100万。
現在はCTOを全て退任。フリーランスエンジニアの立ち位置。実態の無職。
現在は1人会社を作って色々事業を試してます。
このブログも貰い物。他ブログも買ったりして、現在は発信に努めてます。

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