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公務員保育士になるには、どうすればいいの?

この記事では、公務員保育士になるために必要なステップを詳しくご紹介します。

具体的には、保育士の年収・給料、試験内容、倍率などを詳しく説明します。また、試験を受けるための準備方法や、公務員保育士としてのキャリアアップ方法などもご紹介します。

公務員保育士になるために必要な情報をお求めの方は、ぜひご一読ください。

目次

公務員保育士になりたい方になる方法とは

ここでは公務員保育士になるための方法をご紹介しています。

必要な資格は一般的な保育士と同じく「保育士資格」になります。また、資格ではありませんが公務員試験を受け合格する必要があります。

保育士資格の取得方法は国家試験を受ける、または厚生労働省が認めた専門学校、大学などの卒業時に同時に取得するといった方法で保育士資格を取得します。

その倍率から他の人と差を付ける必要があるので実習といった形で実務経験や資格取得のサポートを受けることができる大学などがおすすめです。

公務員保育士とは

公務員保育士は市町村などの地方自治体によって雇われた保育士で、一般行政職として採用され、小学校の児童館や児童福祉施設など地方自治体の施設で勤務を行います。

公務員保育士は地方公務と同じ扱いになり給料面でも安定をしているようです。

公務員保育士の年収・給料は?

公務員保育士の収入・給料を私立の保育士と比較をしてみると、年収的にも公務保育士の方が高い傾向にあり、仕事の待遇に関しても公務保育士の方がよりいい環境で働きていることが多いようでした。

公務員保育士の初任給を調べてみると、16万~18万程度と低いですが、しかし、勤める地方自治体の給与が適用されるため年功序列のシステムになり年齢を重ねるごとに年収《給料》は増えていく傾向にあります。

また、休日も私立の保育士よりも多く、産休や育休なども取得しやすく福利厚生も手厚いというのが顕著なようです。

公務員保育士の試験内容

一次試験は筆記試験になります。

一次試験の試験内容

一次試験の試験内容は主に2つで教養試験と専門試験があります。

教養試験

高校卒業程度の一般教養知識を確認する試験となります。
※以下の分野から出題され時事問題なども出題されます。

・5科目(国語・数学・英語・理科・社会)
・現代文・物理・化学・政治・経済など
専門試験

専門試験は、保育士養成学校で学ぶ下記のような専門分野が出題され、保育士試験と同じような内容のものが出題されます。

・社会福祉・子ども家庭福祉・子どもの保険・保育原理
・保育内容・保育心理学・障害児保育・教育原理及び社会的擁護

※上記いずれかの分野から出題されます。

二次試験の試験内容

二次試験は、自治体によって試験内容が異なる場合がありますが、多くの自治体では面接と実技試験が実施されます。

面接

子どもや保護者とのコミュニケーション能力などの適性を確認するため行われます。自治体によっては集団面接・集団討論などさまざまです。

実技試験

保育園業務に必要な「音楽」「言語」「造形」の能力・適性を確認するための試験となります。
主にピアノや絵本の読み聞かせなどの実技が行います。ピアノ、歌、絵本の朗読はその中でも代表的なものですので技術として習得している場合は有利であると言えます。
ピアノでの課題曲は難しいものではなく誰もが聞いたことのある簡単なものが多いです、しかし習得レパートリー数が多いことは自身のアピールポイントになるでしょう。

何を覚えたらいいかは自分が受ける予定の保育園の過去に実施された課題曲を覚えるのが確実と言えます。
その他自由曲や試験の際に始めてみる楽譜での演奏を求められるなど慣れていないと難しいものも多いので普段から音楽に触れている必要があります。
また、音楽以外にも紙芝居や絵本といった模擬保育も試験である可能性は高いでしょう。普段から子どもに接する機会を持つようにするといったすごし方が必要になります。

公務保育士の求人、採用方法とは

各自治体が採用試験を実施しています。その募集は欠員補充が主となりますので基本的に募集数は少ないのが現状です。
試験は学力審査の1次試験、面接の2次試験で構成されています。

公務員という安定性もありその倍率は自治体によっては10倍以上といった高倍率のものもあり、難易度は高いです。準備は早いに越したことはないと言えます。

※ちょっと注意をしたいのが年齢制限があるということです。
各自治体の公務員試験となるので年齢制限が設けられていて、採用される年齢が25歳ぐらいから30歳くらいまでのところが多いようです。一概に何歳ということは言えませんので詳細は各自治体の採用ページで確認をしることが一番確かなことではないかとおもいます。

その他あるといい知識

ピアノや歌といった必要な知識を覚えることは必須とも言えますが、やはり特技は多いに越したことはありません。
オーソドックスなもので言えば折り紙やあやとりなどがあり、簡単に子どもと遊べるものがいいでしょう。

その他にも資格として「モンテッソーリ」や「リトミック教育」「チャイルドケア」などといったものもあり、自身をアピールする際に有利になる可能性があります。

公務員保育士の倍率

公務員保育士の倍率は、地方自治体によって異なりますが、神奈川県では15倍程度あり高く、地方などに行けば4倍程度など低いところもあるようです。

まとめ

私立保育士と比較しても公務保育士は、地方自治体に雇用されるということで収入や雇用安定性・福利厚生をなどを考えても待遇良くなっています。ということもありやはり採用試験は倍率が高く難易度も高いです。

自治体によってある程度の年齢制限があるので公務保育士を目指すのであれば早めに挑戦をすることをおススメします。

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この記事を書いたオジサン

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